SixTONESのライブに行った

VVS 2024/2/17 京セラドームに行きました

前置き

SixTONESを好きになったきっかけは、すずめの戸締まりでした。
テレビも見ないしSNSでも自分の好きなものしか見ないので、それまでメンバーの顔も名前もひとつも知らなかったし、SixTONESというグループのこともそういえば常田大希が楽曲提供していたところだっけ…確かシックストーンズじゃなくてストーンズって読むんだっけ…くらいの認識。
だったのが、草太さんの声があまりにも良すぎてあれよあれよという間に。こんな入り方もあるんだなぁと自分でも驚きました。

そんな感じの新規なので、2023年の初ドームはチケットが取れず。
今回が初めてのSixTONESです。

SixTONES以前の(旧)ジャニーズ歴

好きなアーティストは邦楽のバンドが多く、アイドルもちらほら聞くもののしっかり好きになったのは関ジャニ∞のみでした。(好きになった当時は、からしがアイドルを!?と驚かれた)
渋谷すばるさんを好きになったものの、好きになったのが2017年の秋も終わろうという頃。ツアー中でしたが当時住んでいた札幌でのライブはもう終わっていて、その後半年もせずに脱退が発表されたのでした…。
生まれて初めての自担と呼べる存在(すばるくんは最後まで「人に対して担当ってなんやねん」て言ってたなぁ)が脱退した後のライブが、初めて行ったアイドルのライブでした。ずっと泣いてた。今となっては笑い話ですが!
その後関ジャニ∞からは離れてしまったので、それ以来アイドルのライブには行っていませんでした。

生まれて初めての、純粋に楽しみだけの気持ちでいられるアイドルのライブ

ライブに自担がいる。それだけで嬉しい。初めての自担の顔うちわ。嬉しい。とても嬉しい。思った以上に感激した。
行けることになったのが直前だったのでファンサうちわ?みたいなものは作れなかったけど。ありがたいことに東京ドームも入れるのでそっちで作る!
京セラドームを背景に担当のうちわの写真を撮る。アイドルのライブなんだ!自分は今アイドルが好きなんだ!という実感が沸いて、楽しかったなぁ。

京セラドームは初めてで、バルコニー席だったんですがめちゃくちゃ面白いですね。
一般的にはハズレとされているのかもしれませんが、ホテルの部屋みたいなのを通り抜けてバルコニーの位置にあるふかふかの椅子で広々しているので、ライブでたくさん踊りたい人間としては普通に良かった!
開演時間が近付いてきてペンライトが点きだして、光の海が本当に綺麗。

以下、ライブのネタバレが含まれます。

ついに始まった

始まる前にステージを双眼鏡で見て、ドラムセットがあって生バンドだとわかって期待が高まる中、ついに始まった。
1曲目なんだろう、こっからかな?と思っていたらアンセムだ~~~ええええまってなんか思ったより全然近くに慎太郎がいるううううううう!?!?!?!?ってなってもう興奮がすごかった。入れるだけで嬉しいしステージがろくに見えなくても楽しめる自信はあったんだけど、思っていたより近くに慎太郎くんがいて、ああ近くにメンバーが来てくれるってこんなに嬉しいことなのか!って気付いた。(一般的には全然近いとは言えない距離だろうけど!)
近鉄腕DASHなどで慎太郎くんを見ていて、リアコという感情ってこれなんだろうか…とわかりかけてしまっている時に近くに慎太郎くんがいて、ギャーーーってなってもう記憶はないです。かっこよかった。金髪かっこよかった。

スーパーリフターという、普通のリフターよりもとても高くまで上がれるものらしい。(最高19m!)

Rollin’が来て、Outrageousが来て、ああもうこのライブは徹底的にバイブスぶち上げるコンセプトなんだなって思った。やってやろうじゃねぇかという気持ちになる。
ABARERO -Dark Electro Rock Remix-、初めて聞いた時もはやメタルじゃんって手を叩いて喜んでしまって大好きでこれでパフォーマンスしてるの見たいって心底思ってたから生バンドで聞けてほんっと嬉しかった!!

挨拶で京本さんの衣装がハリポタのローブみたいだし杖まで持ってることに気付いて笑った。髙地くんの衣装、着物っぽさあってかわいい。北斗くんトップスにかわいい犬のプリントいるよね?画面タッチできた。映像で何度も見た画面タッチ!感動。

360°ステージなので思ったより近いけど、その代わりステージの奥3分の1くらいから向こう側の花道の方はステージ上部のモニターなどが被ってまったく見えない感じ。

2着目?の衣装のジャケットスタイルで髪縛ってる京本さんが美しすぎてやばかった…それで近い花道の方に来るものだからずっと見てしまった。椅子に偉そうに座る京本さんがヘキなので堪らんブロックだったなぁ…。

DRAMA、えっちすぎてあれ大丈夫なんですか…???

MC

ライブが始まっても、「SixTONESって実在したんだ!」とはならなかったけど、MCが始まって「YouTubeとかで散々見てきた6人のやり取りが目の前で繰り広げられてる!!」っていう感動があった。笑
少し喋ったあとに樹ちゃんが「今何分くらい喋った?10分?俺たちここからあと30~40分話すわけでしょ?」って言って、ほんとにMC40分あるんだ…てなった。笑

  • 360°ステージが初めてなので、MCの立ち位置がわからない、落ち着かない。
    • うろうろとステージ上を自由に歩きながら喋る6人。
    • 横一列に並んでステージを回してもらう?
      • そんな簡単に回せるものじゃないんじゃないの?→イヤモニでスタッフさんから「やろうと思えばできる」と返ってきたことを報告してくれ、できるんだ?とスタッフさんと会話。
      • 樹「耳中と普通こんなに喋る?笑」
      • 慎太郎はイヤモニでスタッフさんとどういう会話をしているのかファンに聞かせたくて、グッズでイヤモニ出したいとずっと言っているらしい笑
    • きょも「俺いい案あるよ。電車ごっこ。」←うわぁ本当にとんでもないこと言うんだ~!と感激した。
      • 近くにいた北斗の肩を掴んで電車ごっこを始める。北斗も髙地の肩を掴む。先頭から髙地・北斗・きょも・樹・ジェシー・慎太郎の6両編成に。
      • 先頭の髙地から話を繋げていくルール(?)に。
      • ここまでのハイライトは?というテーマで、
        北斗「登場はみんなびっくりしたんじゃないでしょうか」
        きょも「僕はそうは思わないなあ!」
        北斗「え、否定ってアリなの?俺もう弁明できないじゃん」
        北斗が振り返ってきょもと会話しているのがモニターに抜かれてきょもほく…!って会場が沸いてた。私も沸いた。
  • 3人ずつ着替えに行く。誰から行くかをどうやって決めるかという話題。
    • 北斗「じゃんけんで決める?」
      きょも「喧嘩?」←喧嘩したすぎ
    • 結局髙地くんが他2人を指名して着替えに行ったんだったかな…?
  • 樹が太ったという話。
    • ドラマの撮影で朝が早くて朝ご飯を食べるようになったら太った。「クロワッサンとか食べちゃうんだぜ~!?」
    • お腹につくから変わったように見えないと思うけどお腹がプニプニしてきた。
    • 59.3キロある。だから俺今きょもより重いの。観客「えぇ~!!」
    • 着替えから戻ってきたきょも「そこでえぇ~!?ってなるの腹立つんだけど!笑」きょもは58キロらしい。
    • 髙地がきょもの隣に立って「どっちが重そうに見える?」
      慎太郎「きょもだね!」
      きょも「今すぐ体重計持って来てほしいわ!!!」
  • ふたたびMCの立ち位置の話。試しに一人ずつアクティングステージに行って話してみる?という流れに。
    • 樹がまず「俺ここ行ってないから行くわ」と先に動き始めて、アクティングステージでスタンドの方を向いて話し始める。
      • その間、俺こっち行ったっけなぁいやここ行ってないかなぁとやいのやいのしているスト5。そしておもむろに樹のいるアクティングステージに向かい始める団体芸。笑
      • 観客がざわつき始めて振り向いて事態に気付く樹。誰かがだるまさんが転んだできるじゃん!て言って何回かだるまさんが転んだやってた。笑
    • なんやかんやで一人ずつ分かれて話し始める。
      • 誰かがリフター上げてもらう?って言い出して、ジェシーが実際ちょっとだけ上げてもらってた。笑
      • 次から誰にも気付かれずにリフターで一番高く上がれた人が勝ちってゲームしようってなる。遊びの天才だなぁ。
MCのゆるっとした流れでアコースティック2曲、そしてスーパーボーイ。

アコースティック後、ほくじゅりが会話を始める。
「アコースティックって初めて?」「昔やったことなかったっけ?この星のHIKARIで」「あ~あったね~懐かしいね~」という会話からスーパーボーイに。え、天才すぎる…!?!?!?!?しかも毎公演会話が違うみたいですね…すごすぎる~~~。
樹ちゃん「経たね~」のタイミング違ってた気がする。笑
あと北斗くんが「ポッポもクジラも~」の後の歌詞飛んだのかしばらくうにゃうにゃ言ってるだけでかわいかった。笑
2人で並んでゆる~く歩いたり座ったりして最高の演出だった~!!

後半戦

Need you大好きだから聞けて嬉しかった!まさか聞けると思わなかった。樹ちゃんの「遅すぎたけどgive me one more chance」が、全楽曲の樹ちゃんのフレーズの中で一番好きなんだ。歌詞がパブイメ的にぴったりだし樹が高音を出すときって歌声に切実さが乗る気がしていてそれがとても合っていて。

あとはなんかデコトラが…いたよな…。笑 ストチュの八王子ラーメンデコトラの話してたの見事な伏線だった。笑

Something from Nothing、初めて聞いた時からシャウト部分で絶対に頭振りたいと思っていて!!でも現地行ったら頭振りたい気持ちより見たい気持ちが勝るのかな?どうなんだろ?とも思ってたんだけど、バルコニー席だったのもあって心置きなく頭振れて楽しかった~!!
モニターもトラブって曲の終盤まで映ってなかったよね。最初演出?と思ったけど球場の壁のモニターには映ってたからトラブルらしかった。
なのでシャウト部分メンバーが何してたのかまったく知らない。笑 なんか火花が出ていた気はする。

Seize The Day、メンバーが円になって内側を見て歌っているのがめちゃくちゃエモかった。

そしてこっからで終わるんだなぁそうなんだなぁ最高だなー!!!!こっからが終わってメンバーがやり切った笑顔で笑い合いながらステージが下がっていくの、本当に本当に楽しい終わり方だったよー!!!しっとり終わるライブよりこういう方が好みだから!!大好きだった!!!!

アンコール、グドラ踊れて嬉しかった!手に何も持ってないからのびのび踊れた!こういう曲もいいよね。

 

アルバムツアーだからTHE VIBES曲が中心のセトリになるんだと思っていて、実際もちろんそうなんだけど、そのような印象を持たせない構成だったから驚いた。
一番重きを置いているのは”VVS”を体現すること。新曲だからってセトリに入れなきゃいけないわけじゃない。(でもCREAK見たかった。笑 次見れると信じて。)
その姿勢がまたかっこいいじゃん…と、どんどんSixTONESを好きになってしまうよ。

「会いに行く」という感覚がわかった気がする。

アイドルのライブに行くこと、ファンはみんな「会いに行く」って言っていて、別にそれに違和感はなかったんだけど、私自身はこれまでライブに対して「会いに行く」というつもりで行ったこともなければ「会ってきた」という感覚を持ったこともなかった。
アーティストと相互のコミュニケーションは取るけれども、あくまでも音楽を通して通じ合うものというか。
アイドルももちろん音楽が柱としてあって、ライブは音楽があってのものだけど、でもなんとなく、”なんのためにライブをやるのか”が、きっと根底から違うんだろうな、と思った。そしてそれがアイドルをアイドルたらしめているのかもな、と。
もちろん大前提としてメンバーのことが大好きだからというのはある。そもそも私は音楽が好きでもアーティスト本人にはそこまで興味を持たないタイプだし。
でもアイドルのライブにいるのは、アイドルそのものを愛している人たちだもんな。何万人もの人とその時間を共有できるというのは、幸せなことだなぁと思う。

というのが、(実質)初めての好きなアイドルのライブに行った感想でした。
今後感じ方考え方いろいろ変わってくるかもしれないけれど、初めての気持ちは書き残しておこう。